元不登校 母娘の日々

小学校低学年で不登校だった母と、小2不登校→別室登校→放課後登校、小4支援学級で復学?した小6次女の記録

不登校 再登校後の運動会は不参加

 

 娘たちの小学校の運動会は9月末に予定されています。

 次女は1学期の終わりに『運動会でないからね』と宣言しました。

 3年前の私なら『みんなも頑張ってるし、何を言ってるの!!出なきゃダメだよ!!』と頭ごなしに言ってムリヤリ参加させていたと思います。

 今は『分かったよ、先生に言っとくから安心して。今から出ないって決めなくても、練習見学して興味があるものや、練習だけでも参加できそうなのは参加すればいいよ』と返しました。

 我ながら考え方が変わった…

 集団が苦手な次女。市内一のマンモス校で児童は800人超。加えて見学の保護者たち。運動会は苦痛な時間でしかないね…

(コロナ禍のため昨年から2学年ずつ入れ替え制になりましたが、それでも次女には人が多すぎです)

 運動会にムリヤリ参加させて学校に行けなくなるのはバカバカしいので運動会は回避です。

 長女は走るのが苦手なので、全員リレーが苦痛です。

 私は走るのが得意だったので、運動会は大丈夫な行事でした。だけど運動会が楽しかったという記憶はあまりないです。

 そもそも運動会って何のためにあるのか…

 全員リレー嫌な子が多いと思います。選抜じゃダメなんですかね?

 選抜の方がスピード感あってより盛り上がるし、個々のモチベーションも上がる、もし選抜に漏れても来年こそはって次に繋がります。

 遅い子はただただ転ばないように抜かされないようにって緊張、苦痛の時間なだけでは…

 あいつがもっと速ければとか負の感情が生まれるシチュエーションをあえて作る意味があるのかな。

 ダンスとか組体操も嫌々やるよりも、得意な子、やりたい子がやった方が活き活きした演技になると思います。

 次女みたいにどうしても集団、人前がダメな子は『はい、見学』じゃなくて、裏方だったり席から太鼓とか?で応援で参加する方法もあるんじゃないかな…

 みんな同じことして一つのものを作り上げるでなく、みんな適材適所でそれぞれの役割を果たしながら一つのことを作りあげるでも、集団行動とか協調性って養われると思います。

 毎日、みんな学校行って勉強頑張ってるんだから苦がより少ない楽しい行事があったっていいんじゃないかな…

 

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HSC 疲れやすい?

 

 我が家、2ヶ月前に柴犬を迎えました。

 想定していたタイミングよりも1ヶ月早く迎え入れることになったこともあって、自分でも驚くほど緊張状態にありました。

 胃のあたりがずっとムカムカ、夜眠れない、早くに起きてしまう、ストレスから下痢…自分で感じた身体症状はこんな感じです。

 私、心拍、消費カロリー、睡眠状態などを測れる時計をつけているのですが、このデータを見てビックリ‼️

 安静時心拍は病気やストレスで高くなることがあるそうですが、この数値が7,8ぐらい高くなってました。

 心拍があがるからか消費カロリーも高くなりました。

 犬を迎える前のランニング40分+家事の日よりも、ウォーキング40分+家事+子犬との生活の方が消費カロリーがかなり高くなってました。

 あとは眠りが浅い。

 緊張ってダイエットになるんだなぁと実感です。でも眠りが浅いのはダイエットには良くないかな…

 HSCは非HSCに比べると普段の生活で緊張状態の時間がより長く、心拍があがり、同じ活動でも、よりエネルギーを消費してるんじゃないかなと…身をもって体感しました。

 

 次女は長女よりも病気することが多く、また疲れがたまると片頭痛が出るので、保育園の頃から早く寝なさいとうるさく言ってました。

 当時は働いていたので、次女の体調が崩れて会社休みたくない、早く寝かしたい、家事したいとホントにイライラ、きつくあたっていました。

 次女が体調を崩さないためにと必死になっていたことが、逆に心身のエネルギーをすり減らし体調不良に繋がっていたのかも…

 反省です。

 HSCはより身体を休める必要があるけど、心が休まらないと身体も休まらない。

 身体を休めるには心をしっかり休ませる、身体を回復させやすくするには心のエネルギーをどんどん補充する必要があるのかな。

 やっぱり家は心が休まる安全基地にしなきゃですね。

 

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HSC 99%楽しい

 プレイセラピーは99%楽しいと言って通っています。

 残りの1%は遠いからとのこと。車で片道30分強かかるのが嫌みたいです。

 毎回、始まるまで少し緊張してますが、始まってからはすごく楽しいようで、前日から『明日は何して遊ぼうかな?』と言ってます。

 担当の心理士さん、ボードゲームで割と声を出してるそうで、次女を尊重し、次女の自己表現ができるように全力で遊んでくれていると感じます。

 箱庭もやったようで、動物園を作ってお墓も用意したとか言ってました。何かしら精神状態が現れるのでしょうが、お墓ってどういうこと⁉️とちょっと焦りました…

 

 私自身、HSCで物心ついた頃から、99%楽しいって遊んだ経験が少ないです。

 気心知れた限られた友達と1対1では何とか遊べるけど、いざそこに他の子が入ると思うように遊べなかったり、楽しいけど気疲れする…常に何話そう、いま話しかけていいかな?この行動変じゃないかな?とかグルグル考えてました。

 今でもそんなだから疲れて仕方がない💦

 なので相手はプロの心理士さんではあるけれどHSCが99%楽しいって遊べるのはすごいことじゃないかなと思ってます。

 素人にはプレイセラピーや箱庭療法の効果が半信半疑ではあるのですが…

 まずは大人相手に1対1で自分を出せるように、次は同年代、小集団から集団と上手く繋がってくれれば良いなぁとは思いますが、長くかかりそうですね。

 プレイセラピーの効果はさておき、家族以外で99%楽しいって言える憩いの場ができたのはホントに良かったと思います。

 

 夏休み前の懇談会で先生から『2学期は学校楽しい、行くのが楽しみって思えるような活動をしていきたいです』とお話がありました。

とてもありがたいのですが、普通級がますます遠のくような…

 2年も不登校していたスモールステップの次女、まぁ、この1,2年はリハビリぐらいの気持ちで遅刻、早退OK、とりあえず少しでも毎日登校できれば良いなぐらいの心持ちが親子共々、精神衛生上、楽かなと思ってます。

 

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HSC 熟考しすぎ?

 最近の登校は時間割を見て3時間か4時間まで過ごして帰ってきます。

 気分が乗らない日は教室に入って自分のコーナーの前で固まります…

 先日もそんなことがあり『どうする?何時間目まで?任せるよ』と声かけをして答えが出るのを待っていたのですが…

 嫌な気持ちと少しでも学校で過ごそうという気持ちが葛藤していたのか、30分近く固まっていました。

 その間、私はフラフラっと掲示物を見たり廊下に出たりしたのですが、近くにいて欲しいようで『ダメ、ここにいて』と言われ…さすがに30分ボーッと次女の目の前で立つのも疲れイライラが出てしまいました。

 そのイライラが伝わり、担任もその日はお休みでいつもと違った雰囲気ということもあり『ムリ、帰る』となりました。

 『ムリだと思ったよ、サッサと決めてくれ!』とイライラしましたが、それは伝えずに…

 次回からは『何時までに決めよう、決まらなかったらこうしよう』と提案しようかと考えていたのですが…

 休み明け、やっぱり休み明けは渋ることが多く、教室に行ってまた固まりました。

 また30分コース?どう声かけしようかと悩んでいたら『3時間で帰る』と…こちらが拍子抜けするほど早く決断しました。

 帰宅してから早く決断する力があるねとコンプリメントしたら『いっぱい悩むと嫌になるからエイヤーって決めた』と言っていました。

 自分でいろいろ考えて次に活かす力があるなと成長を感じた出来事です。

 その後は今までよりも素早く決断するようになりました。

 いっぱい悩むこと、いっぱい悩むと嫌になること、エイヤーって勢いで決断すること、全て良い経験です。

 私と家で過ごしていたら、こういう経験もできなかっただろうし、普通級では再登校もできていなかっただろうし、支援級を選択して良かったなと感じました。

 あと2日、登校で1学期を締めくくって欲しいです。

 

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HSC 勇気の出ない理由

 先日、学校の先生の話をしていた時、次女が『先生が怒ってばかりだと勇気が出なくなるんだよ』と言ってきました。

 次女は1年の時の先生のことを言ってるつもりでしたが、私も昔はイライラ怒ってばかりでドキッとしました。

 怒られるんじゃないかって不安に感じて、ビクビクして何もできなくなる、チャレンジ精神が養われなくなるのかな、特にHSCは。

 育児書なんかにもこんなこと書いてあるんでしょうが、子どもから直接聞くと妙に説得力を感じました。

 今は支援級で次女に寄り添ってくれる先生ばかりですが…先生方に聞かせたいって思ってしまいました。

 

 登校渋りが出た後、給食がネックと感じたので、しばらく給食はお休みして午前中のみの登校を続けました。

 だいぶ午前中の登校が安定してきたので、週に1回でいいから給食チャレンジしようって目標を決めたところ、水曜日から3日間続けて給食を食べることができました。

 前に進むには小休止が必要、少し後退してもいいから、不安が少ない状態でエネルギーを貯めることが大事だなって、今回の登校渋りから復活の状況をみて思いました。

 あと少しで夏休み、この良い状態のまま夏休みに入れたらいいな、しっかり見守っていきます。

 

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五月雨登校と仮病と安全基地

 私は低学年の頃、登校拒否してました。今でいう五月雨登校です。

 休みたい、学校イヤと言っても無理矢理連れてかれてました。

 どうして学校イヤなのかと寄り添って話を聞いてくれた記憶はありません。

 結果、私は仮病を使うようになりました。

 学校苦手な子がお腹痛くなったりと身体症状が出る場合もありますが、私は明らかな仮病です。

 水銀式の体温計を布団で擦って温度あけてみたり…お腹痛いって言ったり。

 仮病使うと母が優しくなるので甘えたかったんです。一緒に病院行ったり、膝枕してもらったり、それが嬉しかったです。

 逆に仮病を使わないと母は優しくないし、甘えられないと思っていました。

 低学年で休み休み登校して耐性がついてきたのか3年生以降は休むことは少なくなりました。でも何故か行事が苦手で仮病使ってよく休んでました。

 大人になった私は母だけでなく両親ともに甘えるというか、愚痴を言ってみたり、頼ることはほとんどしないし、些細な世間話ですら身構えます。

 実家の隣に住んでいるというのに…

 進路含めて相談事は、ほとんどしてきませんでした。事後報告です。『こうしたいと思ってるけど、どう思う?』でなく『こうしたいです、よろしく!』って感じ。

 子どもの気持ちを突っぱねていると子どもは親に本音を言えなくなります。

 家族という一番小さなコミュニティで本音を吐けない、結構しんどいです。特にHSCには。

 HSCは学校で自分の言動がこれで良いかなってすごく気を使ってます。

 家に帰っても気を使って生活するのは本当に辛かったです。

 一番小さなコミュニティで思うようにコミュニケーションをとれないHSCは、自信がないから外でも思うようにコミュニケーションがとれなくなるように思います。

 HSCに限らず子どもの甘えには応えてあげて、愚痴をいっぱい吐き出させてあげて、家を安全基地にして欲しいです。

 家族が安全基地でないと、不登校や五月雨登校が子どもの成長とともに解決したとしても、その先の親子関係はこじれまくりです…

 

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再登校 登校渋りその後

 先週、登校渋りが出てお休みしましたが、その後は午前中のみの登校で落ち着きました。

 毎日のように、書写がイヤ、体育がイヤ、給食がイヤと、イヤなものを教えてくれました。

 どれも他の支援級クラスと合同のものばかり。やっぱり集団が苦手なんだなぁという印象です。

 書写はみんなが集まるから、体育は走るのイヤ、見学って言っても誘われるのがイヤ、給食はみんなが集まるから、量が多くてみんながいると減らしに行けない…

 何で、何がイヤなのか言語化できるようになったこと、それを伝えられるようになったことに成長を感じています。

 何がどうしてイヤなのか分かると、私もですが先生も手助けしやすいので、本当に助かります。

 みんなが集まるのが苦手なら別室でやればいいからねとか、体育は教室で待ってていいよとか、細やかに対応してもらえる支援級は本当にありがたいです。

 このイヤを一つずつ潰したら、安心安定して学校生活を送ることができるのかなと思います。

 最初の1ヶ月はアクセル全開過ぎで、相当疲れたのかなと。

 スモールステップが次女のペース。焦らず自分のペースでじっくりと進んで行って欲しいです。

 私も急かさず見守っていきたいです。

 

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