元不登校 母娘の日々

小学校低学年で不登校だった母と、小2不登校→別室登校→放課後登校、小4支援学級で復学?した小6次女の記録

HSP/同調圧力にゾッとする

 最近の次女は、たまに休みながら2時間の登校を1カ月続けています。

 もう1時間行けたかもと言う日もあり、そろそろ3時間に挑戦するようです。

 

 毎日、送迎をしているので支援級だけでなく通常級の様子を垣間見ることがあります。

 先日、野外活動のスタンツ練習の終わりに遭遇しました。

 係の子が『楽しかったですか?』と聞きクラス全員が声を揃えて『はい、楽しかったです』と答えてました。

 これを聞いた瞬間、なんとも言えない気持ち悪さを感じました。

 クラス35人以上が揃いに揃って楽しいって本当!?

 面倒臭いなとか恥ずかしいとか、苦手だなって思ってる子いるんじゃないかな。

 YESかNOを問う質問でNOって言ったら周りからの視線いたいよね。

 子供たちの返事に感情はないし、本当に感情を問いてるわけでもない定型的な挨拶。

 NOと言えない雰囲気、NOと言う気持ちに寄り添う余裕がないのなら、こんな時は感情のYES/NOを問う質問でなく『お疲れさまでした』でいいんじゃないかと思いました。

 

 日本人は自分の意見を言うのが苦手だからと、学校ではグループでのディスカッションの時間を増やしてるようだけど…

 NOと言えない雰囲気、ネガティブな感情をすくいあげない環境では、意見を言うことをどんどん諦めてしまいます。

 まずはNOを言える雰囲気作り、ネガティブな感情をも肯定し寄り添う、そうするとどんな意見を言っても大丈夫、受け入れてくれると安心して、意見が活発に出るようになるんじゃないかな。

 たかが授業のちょっとした挨拶かもしれないけど、この積み重ねが同調圧力を増長させてるのではと思った瞬間でした。

 

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