再登校 登校渋り
2年ぶりに登校していることを、一進一退があることを、すっかり忘れていました…
先週、交流級での課外活動にフルで参加したのですが、その反動か月曜から登校渋りが始まりました。
月曜日は翌日の登校を約束して休ませました。
火曜日も渋ったのですが、約束だからと朝学校に行き先生に挨拶して帰りました。
水曜日は2時間目まで、木金は4時間目まで参加することができました。
何とか登校して、ギブアップのぬいぐるみを出すこともできて、自信を取り戻してきたように思います。
(自分のコーナーにあるぬいぐるみを外に出すと、しんどい、帰りたいというサインで、先生が考えてくれました)
今までぬいぐるみは発動しなかったのですが、今週は連日、発動してます…
ぬいぐるみを使ってはいますが、意思表示ができるようになったのも、ある意味進歩です。
私はいつお迎え要請の電話がかかってくるのかと、落ち着かないのですが、まぁ、仕方ない…
支援級の教室には、閉塞感満載の応急的に1日で作られた次女コーナーがあります。
1ヶ月登校できたしと、コーナーを一新していただけることになりました。
私はてっきり、先生方が既成のパーテーションで作って、週明けに出来てたというのを想像していたのですが…
次女に高さや色を聞き取り、先生が角材や板材、ペンキを買い揃え、次女とDIYです。
登校渋りが出た時期に、次女の大好物なDIYの活動、本当に絶妙なタイミングでありがたいです。
このDIYの作業をしている間に、登校が安定してくれるといいなぁと願います。
また不登校に戻るのかなと不安と焦りに襲われましたが、大きく崩れることなく登校につながり続けることができて安心しました。
一進一退すること、2年ぶりに登校していること、石橋を叩いて叩いて渡らない、スモールステップな気質ということを肝に銘じて接していかなければと思う1週間でした。
HSC プレイセラピー
児童精神科の先生の提案でプレイセラピーを受けることになりました。
最初の受診から1年2ヶ月ほど、ようやく、次女への直接的なアプローチに繋がりました。
スクールカウンセラーの枠が少なくて困っていると話したからなのか、次女があまりにも内弁慶で外でも自分を表現できるようにとの提案なのか…よく分かりません。
ここに繋がるまでが長かったです。
月に1度程度の頻度で受診していましたが、近況報告でいつも終わり、何で受診してるんだっけ?と何度思ったことか…
学校に行けないだけで、家で困った行動をするわけでもない次女、変わり映えのない日々を過ごしていたので、診察で話すこともなく…
今後のことを考えると医療機関と繋がっていた方が良いかもという思いで受診してました。
不登校の子の受診頻度とか、診察内容って他の方はどんな感じなんでしょう…
プレイセラピーはお試しで1度受けて楽しかったようで、今後は2週に1度の頻度で受けることになりました。
プレイセラピーとは、遊びを通じた子供のための心理療法だそうです。
学校に行けるようにはなりましたが、まだまだ集団への苦手意識は高く、先生やお友達ともまともに会話できていないようなので、プレイセラピーに繋がって良かったなと思います。
先日はボードゲームをして、とても楽しくて笑っちゃったと言ってました。家や学校以外で楽しく過ごせる場所ができたことも良かったです。
学校での経験、プレイセラピーを通して、少しずつ成長してくれることを期待してます。
身勝手な親の欲
連休明け、また行けなくなるかなと不安でしたが、木曜金曜と2日間登校できました。
『もう大丈夫、余裕だよ』と言ってます。
私自身も次女が支援級に登校するということに少しずつ慣れてきました。
再登校してすぐは、なんだか私一人で焦っていて、普通級でもいけたんじゃないか、普通級に少しでも交流に行って欲しい、友達と遊んで欲しい、宿題出して欲しい、勉強もしっかり進めて欲しい…と、いろんな思い、欲が出るわ出るわ…
『集団に入って苦しい学校生活を送るより、小集団で安心・安定して学校生活を肯定的に送った方が、家で私と過ごすより小集団でも学校生活を経験できた方が良いのでは』という考えで支援級を選択したのに…
まぁ、いざ学校に行けたら、何とも身勝手な欲が出てしまいました。
今はこの欲も落ち着いてきて、これが次女のペース、スモールステップでいけばいい、学校に行けるだけで十分って思えるようになってきました。
学校の話を聞くと、余計なことを言ってしまいそうです。欲が出てきて色々と聞き出したくなります。
次女はHSC気質なので、私がいろいろと聞くことによって何かと敏感に感じとり、逆にプレジャーをかけてしまうだろうと感じています。
また、いろいろ聞き出したり、余計なことを言ったりは過保護、過干渉で、再度の不登校に繋がる気もします。
だから、聴き役に徹しよう、傾聴、共感的に…と心がけているのですが、なかなか難しいですね。
余計なことは言わずに、次女の成長を信じ、ドンと構えられる親が当面の目標です。
不登校とダイエット
次女が不登校中(別室登校や放課後登校含む)の2年、私の生活の軸は次女でした。
共依存になってしまいそうで、お互いの精神的にも良くないしと、自分の時間を作るようにしてました。
大人の塗り絵やってみたり読書してみたり…でも、次女の気配を感じてしまって、どうしても集中できませんでした。
どんな話の流れだったか忘れましたが、私のダイエットの成功と、次女の教室に入れるようになるの、どちらが早いか競争しようということになりました。
私があまりのんびり過ごしているのも次女には良くないのかな、頑張ってる姿を見せた方が良いのかもという思いもあってダイエットを始めました。
それが昨年の10月頃です。
次女には、それまでも時間割を作っていたのですが、ドリル何ページ、テキスト何ページ…ともう少し細かく時間割に足して、一人で勉強やってもらっている間、筋トレや走ったりしました。
私の目標はマイナス8キロ。
4キロ減ったあたりで、次女も焦りだしたのか、通級もう少し行ってみるとか、男の子とも遊んでみたりと前進し始めました。
少しはダイエット作戦がいい影響を与えていたのか…
春休みにも私の体重は少しずつ減り続け、次女は『春休みは学校ないのにママだけずるい』とか言ってました。
結果、私がマイナス8キロ到達したのと、次女が教室に入れたのはほぼ同時でした。
ダイエット成功と再登校、一石二鳥です。
勉強教えて、体力落ちないように散歩行って、お昼ご飯用意して、放課後登校付き添って…1日の大半が次女のことで過ぎる毎日。
あまりにも一緒にいすぎて、不登校に気持ちが集中して辛い日々でした。
学校、学校とはうるさく言わないようにしてましたが、色々な私の感情は次女も感じとっていたと思います。
私がダイエットし始めて、次女との距離感が少し離れて、私の気持ちも楽になったし、次女も落ち着いたような気がします。
子供の不登校、割り切れるまでとても辛いです。割り切ったはずなのに、また揺れてぶり返して…
お互いの精神衛生のためにも、生活の軸を子供にしない方が良いと感じました。
始業式から4日目のこと
学級写真撮影の日から週末を過ごし、初の休み明け月曜日、先生強引だったし、また行けなくなったらどうしよう…という不安でいっぱいの私でした。
ですが、次女はイヤイヤとならずに家を出て、普通に教室に入り私と別れることができました。
すぐお迎え要請が来るかもと何も手につかなかった私ですが、給食を食べ1日学校で過ごすことができました。
いきなり1日過ごせると思っていなかったので、本当にビックリしました。
先日撮影できなかった交流学級の学級写真も皆の中に入って撮ることができ、交流学級のお友達とも遊んだとのこと!!
急な成長に私の感情がついていけません…
この日から2週間休むことなく今日まで登校することができました。
支援学級では、次女のコーナーを作ってくれました。机を皆と並べるのが抵抗があったので、掲示板のようなもので囲って床にはテープを貼り、このエリアは他の子は入っちゃダメとしてくれました。
かなり閉塞感のあるコーナーで、もうちょっと開放感があっても良いのではというものですが…1日で作ってくださってすごくありがたいと思うのと同時に支援学級ってすごい!とも感じました。
支援学級という選択が本当に良かったのかという思いが正直まだあるのですが…
とりあえずスモールステップの次女には、2年間の不登校生活に疲れきっている私には、支援を堂々と受けられるのはありがたいことだなと感じています。
始業式から3日目のこと
始業式とその翌日は、車から降りられなかったりと私一人でバタバタしてました。
3日目、この日も車から降りられないとなったのですが、新年度の書類を提出しよう、支援学級の先生に挨拶だけでもしようと促したところ、教室まで行けました。
教室の前の廊下でムリとなったので、帰ろうとしたのですが、その場にいた先生や校長と話していたら、自然と教室に一歩入っていてビックリ!
この日は学級写真撮影の日で、この日に揃っての撮影ができないと撮り直しか合成となってしまうので、先生からの圧が強かった…
次女→私『ムリ、帰りたい』
私→先生『もう限界みたいなので帰ります』
先生→次女『疲れちゃった?休む??』
次女→先生『うん』
という会話が何度も繰り返され、結果、支援学級の写真は撮影でき、交流学級はお休みの子がいたので撮影できませんでした。
昨年はみんなの中に入れず合成を選択したことを考えると、大きな進歩です。
この日は、午後まで授業がありましたが、午前中で帰ってきました。
次女と『なかなか先生帰してくれなかったねぇ』なんて話しながら帰りました。
次女にとって大きな進歩の1日ではありましたが、割と強引だったので…今後行けるかな、大丈夫かなという不安を抱えながら週末を迎えました。
HSC 支援学級スタート
しばらくブログ放置してしまいました…
3年生は毎日の放課後登校、週1回の通級、通級後の放課にクラスの子と遊ぶというところまでで終わりました。
4年生に向けて充電すれば良いかなという気持ちと、私自身が学校と関わるエネルギーもなかったので、登校刺激もほとんどせずに3年生が終わりました。
次女は、最初の1ヶ月は通常学級をチャレンジしてダメだったら、支援学級にすると言っていました。
そのように学校にも伝え、始業式前に通常学級と支援学級それぞれの担任にも挨拶をしました。
で、始まってみたら…
支援学級ではあるものの、3日目から半日、4日目から丸1日教室で過ごすことができ、1週間経ちました。
教室に入れない、車から降りれないといった時に、せめて支援学級の先生に挨拶だけでもしよう!とチャレンジしてみたら、先生に流されるまま支援学級の教室に入り、1日過ごせるようになりました。
通常学級へチャレンジしたい気持ちを削いでしまったかと心配でしたが、チャレンジする気持ちはまだあるようで、支援学級からの交流を通じてスモールステップで頑張ってくれたらなと思います。
久々に学校行けるようになって、テンションが妙に高い時があります。いつかプツンとエネルギー切れになりそうで少し心配です。
エネルギー切れ対策には、やっぱりコンプリメント。コンプリメントかけると次女も嬉しそうなので、頑張って続けていきます。