五月雨登校 疲れたらエネルギーを充填
今週は2日連続、午前中のみですが、交流級での社会科見学に参加しました。
行けるかなぁ大丈夫かなと心配してましたが、余裕で出かけました。
そして『心と身体が疲れた』と帰ってくるかと思いきや『心はあまり疲れてないよ、身体が疲れた』とのこと。
夏休み明けの登校渋りから1週間単位ぐらいで、朝の会、1時間目まで、2時間目まで、3時間目までと少しずつ時間を延ばしてきましたが、案外、4月からの登校も経て、経験値アップ&心も成長してたのかと感じました。
2日目は長女がお弁当だったので次女にも作ったら『学校で食べる』と持って行き、1ヶ月以上振りに給食の時間まで学校で過ごすことができました。
で、翌日…
準備はしたものの、出かける時間になって『気持ち悪い』と…お休みしました。
やっぱり『心』も疲れていたようで…このお休みは覚悟していたので、この日はエネルギー充填に専念することとしました。
1時間ゆっくりと犬の散歩に出かけどんぐり拾ったり、少しの勉強後は相撲したりおしくらまんじゅうしたり、夜はジェンガと…久々に次女の弾けた笑顔を見た気がします。
1日お休みして学校行けるかな、行けても1時間だけかなとか不安だったのですが、おにぎり持参で給食を食べてきました。
復活劇にびっくり!?学校タイムもそこそこにエネルギー充填に専念したのが功を奏したのか…
今まで一退した時に、私一人で焦ってぐちぐち言って、エネルギー枯れてるところに更にエネルギーを削ぐようなことをしてたのかと…反省です。
まだ1日学校行けていないので、コンプリメントトレーニングでいう学校タイムも大切なんだけど、エネルギー切れの時はエネルギーを入れる必要もあって…
締める時は締めて、緩める時は緩めて…なんでしょうが、その見極めがなかなか難しいですね。
次女のことをよく観察して、学校タイムはそこそこ、次女の弾けた笑顔を作る日を設けていこうと思いました。
冬休み明けに、また登校渋りに1時間目からのスモールステップは勘弁して欲しいので、日々、弾けた笑顔を作ることが目標です。
不登校 再登校には人参をぶら下げる?
我が家は6月に柴犬を迎え入れました。
飼うかどうかかなり悩みましたが、私の一点集中な性格上、当時の状況、次女の不登校で勉強などの面倒をみながら犬のお世話は無理と結論づきました。
でも、私のダイエット成功と次女が学校に行けるようになったら飼おうという話になり…
次女はこの4月『いぬ、いぬ、いぬ…』と呟きながら車に乗って学校に向かい、何とか教室登校を果たしました。
再登校への人参が一つの命ってどうなの?と思いますが…
学校に行けないうちは飼えない=学校に行けたら飼える、と結果的に人参となってしまいました。
犬を迎え入れてからも、不安定ながら登校しているし、動物看護師になりたいって夢もできたので、結果オーライでした。
コンプリメントトレーニングでは、登校できたらとか、少しでも進歩した時に毎日でもお祝いしましょうとあります。
なので、我が家ではクラッカー鳴らしたり、ヤクルトや次女の好きなカフェオレ買ってきて乾杯したりしてます。
1週間登校できたら、バナナケーキ焼いて!ワッフル作って!シャインマスカット食べよう!という具合にご褒美も取り入れてます…
ご褒美があった方がやる気が出る!!と言ってますが、やっぱりエネルギーのない時には、ご褒美ぶら下がってても行けないものは行けません。
ご褒美がエスカレートしたら嫌だなとは思ってますが、要求してくるものがヘアゴムやヘアピン、手作りのバナナケーキやワッフルとかなので今のところまぁいいかって感じです。
1時間1ポイントでマイクラのソフトは?と言ってきたこともありましたが、ポイントの設定次第で期間は何ともなるので、これもありかなと思ってます…
ただ、長女のことを考えると、学校行っただけでポイントついてご褒美を貰えるってずるくない!?ってなるので…
長女と一緒に『頑張ってるね』『お疲れさま』っておしゃべりしながら食べられるおやつや飲み物、長女と公平に渡せる百均で買えるちょっとしたものや長く使える雑貨とかがご褒美には適してるかなと思ってます。
よくよく考えてみると、私が子供の頃、親から『頑張ってるね』『お疲れさま』って言ってもらったり、ご褒美におやつってのもなかったように思います。
で、次女が不登校になる前の私は余裕がなく、そういうことはしてきませんでした。
母が私の話を面倒くさそうに聞いてるのを見て、とても寂しく思い、それ以降、私は母とあまり話せなくなりました。
家で自分の話を聞いてくれる、自分の好きなおやつを用意してくれる、ささやかなご褒美があったり…やっぱり嬉しいだろうなぁと思います。
そんな些細なことが実は人参で、自分の存在や頑張りを認めてもらえてるって感じられて、日々の活力に繋がってくのかな…
次女がまだ幼いから通用するご褒美、人参制度かなとも思いますが…お茶しながら他愛もない会話ができる親子関係を築いていきたいものです。
『疲れた』を『○○頑張ったから疲れた、頑張った』と言い換えを提案してしばらく経ちました。
最初は言い換えても何も変わらないと言っていましたが、最近はこの言い方は気分が良いって言ってますし、どことなく笑顔が増えました。
『頑張ったよ⤴️』と自信たっぷり自慢げに言い切れるので『疲れた⤵️』よりも気分が良くなるみたいです。言葉の力ってすごい。
来週は社会科見学があり行く気満々。
でも1学期の課外活動に参加後『心と身体が疲れた』と言って、渋りが出て全日登校できなくなったので今回もそうなるかなと覚悟してます。
夏休み明け、ようやく3時間目までの登校が安定してきたところで…まぁ仕方ない…
五月雨登校 再登校から初の運動会
4月から支援級でボチボチ再登校するようになって初の運動会がありました。
次女は1学期の終わりに参加しない宣言をしています。
完全不登校となってから2回の運動会は、私や主人と人の少ないところから見学しました。
(長女とは2学年差、長女と次女の学年を見たいとのことで留守番という選択肢はありませんでした)
普通であれば運動会に参加しているはずの子が、自分のそばで一緒に運動会を見るというのが、1年目はかなりきつかったです。
2年目は、だいぶ吹っ切れましたが、それでも知人には会いたくないなぁと挙動不審だったと思います。
そして、今年は参加こそしませんが、私の元から離れ支援級の教室から見学できるようになりました。
ですが…何故か私もたまに教室に来てということで、教室から見学したり、運動場で一緒に見学したりしました。
次女がそばにいましたが、コロナ禍で簡素化&2学年ずつの入替制になったおかげで、保護者も少なく以前よりは気楽に見学することができました。
とはいえ、やっぱり次女の参加しない同級生たちの演技やリレーを見るのは複雑な気持ちになりました…
先週リハーサルがあったようで、これももちろん見学ですが、その後に来年の目標を書いたようです。
『運動会に参加する』だそうです…
ちょっと期待してしまいますが…参加できない時が辛いので…
次女には申し訳ないけど、参加不参加どっちでもいいよという気持ちでいたいと思います。
次女に目標のことを聞くと『適当に書いたからね』とのこと。多少は参加したい気持ちはあるけど自信がないのかな。
適当でも、その場しのぎでも何でも、こういったことを考えて書くことも一つの経験。
去年よりも、少し世界が広がり経験値アップしたかなと思う運動会でした。
五月雨登校 疲れるのは頑張った証拠
少し前のこと、午前中登校しても15時までは学校タイムとして何かしら勉強などをしているのですが『疲れたぁ』『いやぁ』を繰り返し言うので、うんざりしてきつく当たってしまいました。
感情的になってしまったのは反省なのですが…
事あるごとに『疲れた疲れた』と言うので、うんざりするし、たいしたことしてないでしょ!?とも思うし…
HSC気質の次女に『疲れた、疲れたって聞かされると周りも気分が悪いよ』とストレートに言うのもどうかと思い『疲れた』の言い換え表現とか調べてみました。
すると『疲れた疲れた』と口に出すと脳に伝わって疲れが取れにくくなるとありました。
また『疲れた』を『やりきった』に言い換える方法も出てきました。
HSC気質は疲れやすいと分かっていたはずなのに…疲れてるのは頑張ってる証拠ということを忘れてました。
もしかしたら頑張りを認めてもらえてないように感じて『疲れた疲れた』って言うのかなとも思いました。
とは言え、あまり『疲れた疲れた』は聞きたくない…
てことで次女には『疲れたって言い過ぎると脳が洗脳されて疲れが取れにくくなるよ、疲れたって言っても良いけど「○○頑張ったから疲れた、頑張った!!」って言い換えよう。疲れた疲れた聞かされる方もあまり気分が良くないよ』と伝えました。
疲れてるのは事実なので言っちゃダメというのは違うかなと、疲れた気持ちは吐き出させつつ、ポジティブなワードをつけたら脳の捉え方もポジティブになるかなぁなんて…
次の日、早速、この言い回しを次女がして、それを聞いた私は『学校頑張ったね、お疲れさま』って素直に言うことができました。
言い方変えてどんな気分か聞いてみましたが、変わらないとのこと…
まぁ、長い目で見たらポジティブな言い回しの方が自己肯定感が高まりそうだし、聞いてる側の印象が全く違います。
この言い回し私もやっていこうと思います。
今日は週に一度の家庭科の先生が朝から来る日。
次女は少し時間を遅らせて登校しています。
次女が教室に入る時は朝の会で交流に行ってる子が多く、普段は先生とクラスメイト1人しか教室にいません。
それが今日はこの家庭科の先生の活動のため、他の支援級の子がパラパラと教室に来ていて、いつもと違う、人が多いという状況に気持ちが崩れてしまいました…
固まってしまい、今日何時間いるかも決められず、私から離れることも出来ず…
でも、少し時間が経ったら気持ちを立て直し、何とか家庭科の活動を始めることができました。
前までなら『帰る』となっていた場面だと思うのですが、少しずつ場馴れし、気持ちの切り替えが上手になってきてるのかなぁと感じます。
夏休み前から一退してると思ってましたが、そうでもないのかも…
ホントに亀の歩み…焦らず支えていかないとです。
HSC 発言が苦手
子どもたちの学校では、子どもが発言をすると先生が板書し誰が発言したか分かるように名前が書かれたマグネットを貼っていきます。
リセットは1日単位で、発言しない子のマグネットは黒板の未発言ゾーンに取り残されていきます。
発言する子がかたよらないように、皆に発言を促すためとは思いますが…
発言しないことを気にしない子もいると思います。
HSC気質の子は、発言しなきゃ、でも発言苦手…と追い詰められないかな?と、授業参観で夫婦ともに違和感を感じました。
自分の意見を伝える、発表する力を身につけることは大切ですが、精神的に追い詰めるような手法はどうなの?と思うのです。
そうやって感じる私が過敏なのか、過保護なのか…
非HSPの方だったり、子どもが非HSCの方には分からない感覚かもしれません。
次女よりHSC気質がマイルドな長女に聞いてみたところ『すごく嫌だ、発言できないからって怒るなんでひどいよ』と言ってました。
先生によって発言への重きはそれぞれみたいですが…
発言を促すことは良いけど、この手法は改善して欲しいと思いました。
学校を楽しく登校できていない次女のため、学校が楽しくなるようにと、勉強二の次で次女のしたいことを学校でさせてもらっています。
手芸です…
中学の家庭科の先生?が空き時間に来て指導してくれてます。
材料も予算がついたとかで親の負担も今回はありません。
昨日はその先生が来る日だったので、あっさりと登校できました。2時間だけですけど…
学校で全く勉強してません。
まっいっか、となれない私は…
午前中1,2時間登校後、家で少しずつ算数ドリル、漢字、NHK for schoolの動画を見たり、散歩やリングフィットアドベンチャーで体力作りして過ごしてます。
給食食べてくれると楽なんですが、味覚過敏があるのか好き嫌い、食べず嫌いも多く、給食のハードルが高い…
そして、そんな次女への昼食準備がストレスで仕方ないです😭
再登校 夏休み明けの様子と今後のこと
夏休み中の登校日、夏休み明け数日は意欲的に登校できていたのですが、2週目からパッタリと登校できなくなりました。
それでも今週はなんとか1時間の登校が安定してきました。
先日、クリニックの心理士さんと私の面談があり、不安の強いタイプの子は休み明けの都度、渋ることが多いと教えていただきました。
次女がまさにそれで…
一進一退があるのを忘れていた私は…登校できるだろうと期待していた私は…メンタルがボロボロになり、主人が休みだった平日、一人部屋にこもって夕飯作りもボイコットし、アマプラ見まくりました。
ボイコット後、次女に前向きに向き合えるようになったのですが、そしたら次女の調子も良くなるんですよね。
ホント一退してもドンと構えて、グチグチ言わないのが大切なのに、それがなかなかできません。
一退の度にいろんな不安に襲われ、焦り、次女を責めてしまい反省です。
次女の調子によってお迎え時間が変わり自分のペースで生活できないのも結構なストレスになってます。
まだまだ、次女のことを受け止めきれてないなぁと感じます。
もう少し登校が安定したら、放課後等デイサービスを検討しようかと思ってます。
今後のためにSSTを受けられたら良いなと思ってるのですが、そもそもサービスが受けられるのかというのと…
本人に拒否られて行かずに終わりそう…
もう少し世界が広がるといいなぁ、せめて毎日4時間登校してくれると嬉しいなと思うこの頃です。
HSC 支援級入れるの?
こちらの自治体、柔軟な対応をしているようで障害の診断がなくても支援級に入ることができました。
申請に必要な書類はWISC、子供の描いた全身像、医師の見解でした。
決められた書類に医師のコメントを書いてもらうのかと思いきや、口頭で確認し、その言葉を保護者が記入するというもので…そんなんでいいの!?とビックリしたものです。
ボキャブラリーの少ない私には医師との会話を書類に書き起こす作業が苦痛でした💦
通級の申請にいたっては医師の見解すら必要ありませんでした。
学校は不登校の子に、少しでも慣れるようにと通級はどうかと声かけしているようです。
スモールステップの次女には、通級→支援級とステップを踏めたこと本当に良かったです。
昨年度の担任、通級の先生は連携をとってくれて、次女のペースを尊重しつつ、時には少し強引な作戦もして…再登校につながることができ本当に感謝です。
通級は支援コーディネーターの先生からお話をもらいましたが、支援級に関してはこちらから話を伺いました。
スクールカウンセラーも自治体の相談員の方も、学校の先生も、クリニックの医師も、こちらから支援級の話をしてはじめて支援級良いですよという反応で、それまで提案を受けたことはありませんでした。
当初クリニックにも通っていなく診断はおりてないし、不登校から支援級転籍の前例が少ないのか、センシティブな話題で先生方も提案しないのか…
支援級に関しての情報を選択肢の一つとしてもっと早くに知りたかったです。
適応指導教室は中学生の子が多く放課後登校できているならとやんわり断られ…
クリニックのデイケアは元気な子が多く次女みたいな大人しい子は今のメンバーだと合わないと言われ…
フリースクールは田舎で数少ない上に中学年からだったり、新しい環境に慣れるのに時間がかかる次女には厳しいかもとスクールカウンセラーに言われたり…
結果的に学校の支援級に落ち着きましたが、その支援級でも、まだまだ安定して1日登校できるようにはなっていません。
障害のあるなしに関わらず、個々の成長、特性に合った教育が、個々の必要な時に受けられる多様な選択肢のある教育システムだったら良いのになぁと漠然と考えるここ最近です。