不登校 再登校には人参をぶら下げる?
我が家は6月に柴犬を迎え入れました。
飼うかどうかかなり悩みましたが、私の一点集中な性格上、当時の状況、次女の不登校で勉強などの面倒をみながら犬のお世話は無理と結論づきました。
でも、私のダイエット成功と次女が学校に行けるようになったら飼おうという話になり…
次女はこの4月『いぬ、いぬ、いぬ…』と呟きながら車に乗って学校に向かい、何とか教室登校を果たしました。
再登校への人参が一つの命ってどうなの?と思いますが…
学校に行けないうちは飼えない=学校に行けたら飼える、と結果的に人参となってしまいました。
犬を迎え入れてからも、不安定ながら登校しているし、動物看護師になりたいって夢もできたので、結果オーライでした。
コンプリメントトレーニングでは、登校できたらとか、少しでも進歩した時に毎日でもお祝いしましょうとあります。
なので、我が家ではクラッカー鳴らしたり、ヤクルトや次女の好きなカフェオレ買ってきて乾杯したりしてます。
1週間登校できたら、バナナケーキ焼いて!ワッフル作って!シャインマスカット食べよう!という具合にご褒美も取り入れてます…
ご褒美があった方がやる気が出る!!と言ってますが、やっぱりエネルギーのない時には、ご褒美ぶら下がってても行けないものは行けません。
ご褒美がエスカレートしたら嫌だなとは思ってますが、要求してくるものがヘアゴムやヘアピン、手作りのバナナケーキやワッフルとかなので今のところまぁいいかって感じです。
1時間1ポイントでマイクラのソフトは?と言ってきたこともありましたが、ポイントの設定次第で期間は何ともなるので、これもありかなと思ってます…
ただ、長女のことを考えると、学校行っただけでポイントついてご褒美を貰えるってずるくない!?ってなるので…
長女と一緒に『頑張ってるね』『お疲れさま』っておしゃべりしながら食べられるおやつや飲み物、長女と公平に渡せる百均で買えるちょっとしたものや長く使える雑貨とかがご褒美には適してるかなと思ってます。
よくよく考えてみると、私が子供の頃、親から『頑張ってるね』『お疲れさま』って言ってもらったり、ご褒美におやつってのもなかったように思います。
で、次女が不登校になる前の私は余裕がなく、そういうことはしてきませんでした。
母が私の話を面倒くさそうに聞いてるのを見て、とても寂しく思い、それ以降、私は母とあまり話せなくなりました。
家で自分の話を聞いてくれる、自分の好きなおやつを用意してくれる、ささやかなご褒美があったり…やっぱり嬉しいだろうなぁと思います。
そんな些細なことが実は人参で、自分の存在や頑張りを認めてもらえてるって感じられて、日々の活力に繋がってくのかな…
次女がまだ幼いから通用するご褒美、人参制度かなとも思いますが…お茶しながら他愛もない会話ができる親子関係を築いていきたいものです。
『疲れた』を『○○頑張ったから疲れた、頑張った』と言い換えを提案してしばらく経ちました。
最初は言い換えても何も変わらないと言っていましたが、最近はこの言い方は気分が良いって言ってますし、どことなく笑顔が増えました。
『頑張ったよ⤴️』と自信たっぷり自慢げに言い切れるので『疲れた⤵️』よりも気分が良くなるみたいです。言葉の力ってすごい。
来週は社会科見学があり行く気満々。
でも1学期の課外活動に参加後『心と身体が疲れた』と言って、渋りが出て全日登校できなくなったので今回もそうなるかなと覚悟してます。
夏休み明け、ようやく3時間目までの登校が安定してきたところで…まぁ仕方ない…