元不登校 母娘の日々

小学校低学年で不登校だった母と、小2不登校→別室登校→放課後登校、小4支援学級で復学?した小6次女の記録

HSC 発言が苦手

 子どもたちの学校では、子どもが発言をすると先生が板書し誰が発言したか分かるように名前が書かれたマグネットを貼っていきます。

 リセットは1日単位で、発言しない子のマグネットは黒板の未発言ゾーンに取り残されていきます。

 発言する子がかたよらないように、皆に発言を促すためとは思いますが…

 発言しないことを気にしない子もいると思います。

 HSC気質の子は、発言しなきゃ、でも発言苦手…と追い詰められないかな?と、授業参観で夫婦ともに違和感を感じました。

 自分の意見を伝える、発表する力を身につけることは大切ですが、精神的に追い詰めるような手法はどうなの?と思うのです。

 そうやって感じる私が過敏なのか、過保護なのか…

 非HSPの方だったり、子どもが非HSCの方には分からない感覚かもしれません。

 次女よりHSC気質がマイルドな長女に聞いてみたところ『すごく嫌だ、発言できないからって怒るなんでひどいよ』と言ってました。

 先生によって発言への重きはそれぞれみたいですが…

 発言を促すことは良いけど、この手法は改善して欲しいと思いました。

 

 学校を楽しく登校できていない次女のため、学校が楽しくなるようにと、勉強二の次で次女のしたいことを学校でさせてもらっています。

 手芸です…

 中学の家庭科の先生?が空き時間に来て指導してくれてます。

 材料も予算がついたとかで親の負担も今回はありません。

 昨日はその先生が来る日だったので、あっさりと登校できました。2時間だけですけど…

 学校で全く勉強してません。

 まっいっか、となれない私は…

 午前中1,2時間登校後、家で少しずつ算数ドリル、漢字、NHK for schoolの動画を見たり、散歩やリングフィットアドベンチャーで体力作りして過ごしてます。

 給食食べてくれると楽なんですが、味覚過敏があるのか好き嫌い、食べず嫌いも多く、給食のハードルが高い…

 そして、そんな次女への昼食準備がストレスで仕方ないです😭

 

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再登校 夏休み明けの様子と今後のこと

 夏休み中の登校日、夏休み明け数日は意欲的に登校できていたのですが、2週目からパッタリと登校できなくなりました。

 それでも今週はなんとか1時間の登校が安定してきました。

 先日、クリニックの心理士さんと私の面談があり、不安の強いタイプの子は休み明けの都度、渋ることが多いと教えていただきました。

 次女がまさにそれで…

 一進一退があるのを忘れていた私は…登校できるだろうと期待していた私は…メンタルがボロボロになり、主人が休みだった平日、一人部屋にこもって夕飯作りもボイコットし、アマプラ見まくりました。

 ボイコット後、次女に前向きに向き合えるようになったのですが、そしたら次女の調子も良くなるんですよね。

 ホント一退してもドンと構えて、グチグチ言わないのが大切なのに、それがなかなかできません。

 一退の度にいろんな不安に襲われ、焦り、次女を責めてしまい反省です。

 次女の調子によってお迎え時間が変わり自分のペースで生活できないのも結構なストレスになってます。

 まだまだ、次女のことを受け止めきれてないなぁと感じます。

 

 もう少し登校が安定したら、放課後等デイサービスを検討しようかと思ってます。

 今後のためにSSTを受けられたら良いなと思ってるのですが、そもそもサービスが受けられるのかというのと…

 本人に拒否られて行かずに終わりそう…

 もう少し世界が広がるといいなぁ、せめて毎日4時間登校してくれると嬉しいなと思うこの頃です。

 

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HSC 支援級入れるの?

 こちらの自治体、柔軟な対応をしているようで障害の診断がなくても支援級に入ることができました。

 申請に必要な書類はWISC、子供の描いた全身像、医師の見解でした。

 決められた書類に医師のコメントを書いてもらうのかと思いきや、口頭で確認し、その言葉を保護者が記入するというもので…そんなんでいいの!?とビックリしたものです。

 ボキャブラリーの少ない私には医師との会話を書類に書き起こす作業が苦痛でした💦

 通級の申請にいたっては医師の見解すら必要ありませんでした。

 学校は不登校の子に、少しでも慣れるようにと通級はどうかと声かけしているようです。

 スモールステップの次女には、通級→支援級とステップを踏めたこと本当に良かったです。

 昨年度の担任、通級の先生は連携をとってくれて、次女のペースを尊重しつつ、時には少し強引な作戦もして…再登校につながることができ本当に感謝です。

 通級は支援コーディネーターの先生からお話をもらいましたが、支援級に関してはこちらから話を伺いました。

 スクールカウンセラー自治体の相談員の方も、学校の先生も、クリニックの医師も、こちらから支援級の話をしてはじめて支援級良いですよという反応で、それまで提案を受けたことはありませんでした。

 当初クリニックにも通っていなく診断はおりてないし、不登校から支援級転籍の前例が少ないのか、センシティブな話題で先生方も提案しないのか…

 支援級に関しての情報を選択肢の一つとしてもっと早くに知りたかったです。

 

 適応指導教室は中学生の子が多く放課後登校できているならとやんわり断られ…

 クリニックのデイケアは元気な子が多く次女みたいな大人しい子は今のメンバーだと合わないと言われ…

 フリースクールは田舎で数少ない上に中学年からだったり、新しい環境に慣れるのに時間がかかる次女には厳しいかもとスクールカウンセラーに言われたり…

 結果的に学校の支援級に落ち着きましたが、その支援級でも、まだまだ安定して1日登校できるようにはなっていません。

 障害のあるなしに関わらず、個々の成長、特性に合った教育が、個々の必要な時に受けられる多様な選択肢のある教育システムだったら良いのになぁと漠然と考えるここ最近です。

 

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不登校 再登校後の運動会は不参加

 

 娘たちの小学校の運動会は9月末に予定されています。

 次女は1学期の終わりに『運動会でないからね』と宣言しました。

 3年前の私なら『みんなも頑張ってるし、何を言ってるの!!出なきゃダメだよ!!』と頭ごなしに言ってムリヤリ参加させていたと思います。

 今は『分かったよ、先生に言っとくから安心して。今から出ないって決めなくても、練習見学して興味があるものや、練習だけでも参加できそうなのは参加すればいいよ』と返しました。

 我ながら考え方が変わった…

 集団が苦手な次女。市内一のマンモス校で児童は800人超。加えて見学の保護者たち。運動会は苦痛な時間でしかないね…

(コロナ禍のため昨年から2学年ずつ入れ替え制になりましたが、それでも次女には人が多すぎです)

 運動会にムリヤリ参加させて学校に行けなくなるのはバカバカしいので運動会は回避です。

 長女は走るのが苦手なので、全員リレーが苦痛です。

 私は走るのが得意だったので、運動会は大丈夫な行事でした。だけど運動会が楽しかったという記憶はあまりないです。

 そもそも運動会って何のためにあるのか…

 全員リレー嫌な子が多いと思います。選抜じゃダメなんですかね?

 選抜の方がスピード感あってより盛り上がるし、個々のモチベーションも上がる、もし選抜に漏れても来年こそはって次に繋がります。

 遅い子はただただ転ばないように抜かされないようにって緊張、苦痛の時間なだけでは…

 あいつがもっと速ければとか負の感情が生まれるシチュエーションをあえて作る意味があるのかな。

 ダンスとか組体操も嫌々やるよりも、得意な子、やりたい子がやった方が活き活きした演技になると思います。

 次女みたいにどうしても集団、人前がダメな子は『はい、見学』じゃなくて、裏方だったり席から太鼓とか?で応援で参加する方法もあるんじゃないかな…

 みんな同じことして一つのものを作り上げるでなく、みんな適材適所でそれぞれの役割を果たしながら一つのことを作りあげるでも、集団行動とか協調性って養われると思います。

 毎日、みんな学校行って勉強頑張ってるんだから苦がより少ない楽しい行事があったっていいんじゃないかな…

 

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HSC 疲れやすい?

 

 我が家、2ヶ月前に柴犬を迎えました。

 想定していたタイミングよりも1ヶ月早く迎え入れることになったこともあって、自分でも驚くほど緊張状態にありました。

 胃のあたりがずっとムカムカ、夜眠れない、早くに起きてしまう、ストレスから下痢…自分で感じた身体症状はこんな感じです。

 私、心拍、消費カロリー、睡眠状態などを測れる時計をつけているのですが、このデータを見てビックリ‼️

 安静時心拍は病気やストレスで高くなることがあるそうですが、この数値が7,8ぐらい高くなってました。

 心拍があがるからか消費カロリーも高くなりました。

 犬を迎える前のランニング40分+家事の日よりも、ウォーキング40分+家事+子犬との生活の方が消費カロリーがかなり高くなってました。

 あとは眠りが浅い。

 緊張ってダイエットになるんだなぁと実感です。でも眠りが浅いのはダイエットには良くないかな…

 HSCは非HSCに比べると普段の生活で緊張状態の時間がより長く、心拍があがり、同じ活動でも、よりエネルギーを消費してるんじゃないかなと…身をもって体感しました。

 

 次女は長女よりも病気することが多く、また疲れがたまると片頭痛が出るので、保育園の頃から早く寝なさいとうるさく言ってました。

 当時は働いていたので、次女の体調が崩れて会社休みたくない、早く寝かしたい、家事したいとホントにイライラ、きつくあたっていました。

 次女が体調を崩さないためにと必死になっていたことが、逆に心身のエネルギーをすり減らし体調不良に繋がっていたのかも…

 反省です。

 HSCはより身体を休める必要があるけど、心が休まらないと身体も休まらない。

 身体を休めるには心をしっかり休ませる、身体を回復させやすくするには心のエネルギーをどんどん補充する必要があるのかな。

 やっぱり家は心が休まる安全基地にしなきゃですね。

 

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HSC 99%楽しい

 プレイセラピーは99%楽しいと言って通っています。

 残りの1%は遠いからとのこと。車で片道30分強かかるのが嫌みたいです。

 毎回、始まるまで少し緊張してますが、始まってからはすごく楽しいようで、前日から『明日は何して遊ぼうかな?』と言ってます。

 担当の心理士さん、ボードゲームで割と声を出してるそうで、次女を尊重し、次女の自己表現ができるように全力で遊んでくれていると感じます。

 箱庭もやったようで、動物園を作ってお墓も用意したとか言ってました。何かしら精神状態が現れるのでしょうが、お墓ってどういうこと⁉️とちょっと焦りました…

 

 私自身、HSCで物心ついた頃から、99%楽しいって遊んだ経験が少ないです。

 気心知れた限られた友達と1対1では何とか遊べるけど、いざそこに他の子が入ると思うように遊べなかったり、楽しいけど気疲れする…常に何話そう、いま話しかけていいかな?この行動変じゃないかな?とかグルグル考えてました。

 今でもそんなだから疲れて仕方がない💦

 なので相手はプロの心理士さんではあるけれどHSCが99%楽しいって遊べるのはすごいことじゃないかなと思ってます。

 素人にはプレイセラピーや箱庭療法の効果が半信半疑ではあるのですが…

 まずは大人相手に1対1で自分を出せるように、次は同年代、小集団から集団と上手く繋がってくれれば良いなぁとは思いますが、長くかかりそうですね。

 プレイセラピーの効果はさておき、家族以外で99%楽しいって言える憩いの場ができたのはホントに良かったと思います。

 

 夏休み前の懇談会で先生から『2学期は学校楽しい、行くのが楽しみって思えるような活動をしていきたいです』とお話がありました。

とてもありがたいのですが、普通級がますます遠のくような…

 2年も不登校していたスモールステップの次女、まぁ、この1,2年はリハビリぐらいの気持ちで遅刻、早退OK、とりあえず少しでも毎日登校できれば良いなぐらいの心持ちが親子共々、精神衛生上、楽かなと思ってます。

 

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HSC 熟考しすぎ?

 最近の登校は時間割を見て3時間か4時間まで過ごして帰ってきます。

 気分が乗らない日は教室に入って自分のコーナーの前で固まります…

 先日もそんなことがあり『どうする?何時間目まで?任せるよ』と声かけをして答えが出るのを待っていたのですが…

 嫌な気持ちと少しでも学校で過ごそうという気持ちが葛藤していたのか、30分近く固まっていました。

 その間、私はフラフラっと掲示物を見たり廊下に出たりしたのですが、近くにいて欲しいようで『ダメ、ここにいて』と言われ…さすがに30分ボーッと次女の目の前で立つのも疲れイライラが出てしまいました。

 そのイライラが伝わり、担任もその日はお休みでいつもと違った雰囲気ということもあり『ムリ、帰る』となりました。

 『ムリだと思ったよ、サッサと決めてくれ!』とイライラしましたが、それは伝えずに…

 次回からは『何時までに決めよう、決まらなかったらこうしよう』と提案しようかと考えていたのですが…

 休み明け、やっぱり休み明けは渋ることが多く、教室に行ってまた固まりました。

 また30分コース?どう声かけしようかと悩んでいたら『3時間で帰る』と…こちらが拍子抜けするほど早く決断しました。

 帰宅してから早く決断する力があるねとコンプリメントしたら『いっぱい悩むと嫌になるからエイヤーって決めた』と言っていました。

 自分でいろいろ考えて次に活かす力があるなと成長を感じた出来事です。

 その後は今までよりも素早く決断するようになりました。

 いっぱい悩むこと、いっぱい悩むと嫌になること、エイヤーって勢いで決断すること、全て良い経験です。

 私と家で過ごしていたら、こういう経験もできなかっただろうし、普通級では再登校もできていなかっただろうし、支援級を選択して良かったなと感じました。

 あと2日、登校で1学期を締めくくって欲しいです。

 

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