天パも個性
3学期が始まって1ヶ月半、休み明けは登校できませんでした。
3週間程前から教室の先生に挨拶できるようになり、ぼちぼち活動できるようになってきました。
まだまだエネルギーは貯まりきっていませんが、あと少しで春休みということもあって、頑張れているような感じです。
今日は私の天然パーマの話です。
私の天パ、かなり細かくて直径1センチの円を描くほどです。
濡れていれば良い感じのパーマヘアですがスタイリングせず乾かすとチリチリ、ボサボサ…
天パはホルモンバランスに関係するようで、小学校の低学年頃から出現し始め、まぁ、からかわれましたね。
縮毛矯正は中学生からかけ始めました。1回5時間2万円程を年に3,4回、たまにお休み期間もありましたが20年ほどかけ続けました。
5年ぐらい前から脱縮毛矯正していますが、スタイリングの方法が分からず、まとめ髪ばかりで飽き飽きしていました。
そんなところにYouTubeでカーリーガールメソッドを見つけ年末からゆる〜く始めました。
カーリーガールメソッドは天パの傷みやすい髪を健康的にして、カールを引き出し活かすためのヘアケア、スタイリング方法です。
おかげで何年かぶりにダウンスタイルを楽しんでます。
ウェービーヘアも含めると日本人の7割が天パだそうです。
なのに…流行もあるのでしょうが、ストレートヘアの方が多いこと多いこと。
日本は黒髪ストレート=清楚、優等生、真面目みたいな固定概念?文化がありますよね。
私もそう思っていて新卒入社時は縮毛矯正かけて挑むはずが、バタバタしてかけられず、天パ全開で挑んだところ、すごいのが入社してきたと噂されました…
最近も小学校の先生にワイルドになったと言われる始末…
同じ生まれ持った髪にも関わらず、ストレートヘアとカーリーヘアだと与える印象がかなり違いますよね、日本だと。
カーリーヘアはプラスアルファというか…ウェービーヘアよりもさらにチャラい感じというか…
天パの私からするとストレートがプラスアルファで、カーリーヘアがスタンダードなんですけど…
私はかなり校則の緩い高校だったので、みんないろんな髪型、髪色にしていましたが、多くの高校はパーマもカラーもNGですよね、きっと。
私が天パ全開でそんな学校に行ってたら地毛証明書とかが必要になるのかな。逆に縮毛矯正してストレートで行ったら何も言われないんじゃないかな。
パーマはNGで縮毛矯正はOKってどういう基準?地毛にプラスアルファしてるのはどちらも一緒なのに…なんて屁理屈めいたことも思ってしまいます。
パーマは学校の風紀的によろしくないんでしょうが、ウェービー、カーリーヘアにしたところで、勉強する子はするし、しない子はしない…
欧米ではウェーブ、カールを活かすためのヘアケア剤やスタイリング剤が多く販売されていて、美容院でもウェービー、カーリーヘアのメニューがあるそうです。
日本では逆にクセを抑えようという商品ばかり、美容院では縮毛矯正だったりロングヘアを勧められたり…
絶対数の違いもありますが…同じ天パなのに活かすか抑えるか、別々の方向に進んだ欧米と日本のそれぞれの文化というか、国民性というか…
個性を抑える考え方は寂しいし、否定されているように感じます。
天パの人は自分の髪にコンプレックスを持っている人が多いのですが、誰もが自分の髪を好きになって、ストレート、ウェービー、カーリーヘアを自由に選択し楽しめたら、そして髪のことで苦しむ子が少なくなると良いなと思います。