元不登校 母娘の日々

小学校低学年で不登校だった母と、小2不登校→別室登校→放課後登校、小4支援学級で復学?した小6次女の記録

ブロードキャスト 湊かなえ

 付添登校が暇なので、図書館で本を借りて読書してます。以前は大人の塗り絵、マンダラ塗り絵をしてましたが、一つが大きすぎて細か過ぎて、なかなか達成感を得られず読書に移行しました。

 湊かなえはドラマ『Nのために』で知りました。その後も湊かなえ原作のTBSドラマを欠かさず見るようになりました。東野圭吾湊かなえで迷ったのですが、ドラマ『Nのために』が好きで、まずは湊かなえの本を読み漁ることにしました。

 『ブロードキャスト』は、ほとんどの湊かなえ作品を読み終えた後、ここ最近読んだものです。

 全くどんな内容なのか知らずに読み始めたので、いつ誰が殺されるんだろうと読み進めたのですが、一向にその気配がなく、あれ?なんか違うなと…結果ミステリーではありませんでした。

 

 内容は…

 流されやすい主人公が、友達(のちのエース)に誘われ先生に言われるがまま、陸上部に入り駅伝を始める。準エースとして成長し中学最後の大会を迎えるも、ふにおちない理由でエースがメンバーから外れ、あと数秒のところで優勝を逃す。

 このエースに誘われ、駅伝の名門校を目指し合格。高校も陸上部で全国を目指すものと思っていたところに、不慮の事故でしばらく運動ができない状態で高校入学。

 高校入学で、別の友達から誘われるがままに放送部に入部。

 放送部での経験を通して成長し、中学最後の大会でエースが外れた本当の理由も判明し、自分のやりたいことを見つけ進んでいく。

 

 というストーリーです。私自身も中学時代は陸上部、冬は駅伝(万年補欠)してたので、親近感を持って読みました。でも、このお話の中学陸上部の顧問が何だかなぁと。エースを外した本当の理由は納得できるものだけど、代わりに用意した理由が何ともいただけない。主人公が前に進めて良かった良かった、でなく、ん〜が残る作品でした。

 

 まぁ、ミステリーだと思って読み進めてミステリーでなかった時の肩透かし感、半端なかったです。